#36logic

どうでもいい事や、どうにもならない事を書いています。

それでもサーキットを走る側の言い分

 

岡山国際サーキットでの死亡事故について、遺族が訴訟を起こしたそうです。

(訴訟の目的は、再発防止の徹底をサーキット側に促す事であって、
賠償金目当てではないと推察します。)

 

 

それに関するサンデーライダーさんのブログを拝読し、ワタシも色々考えてみました。

 

ワタシだったらサーキット側を訴えるかな?

『死んだら訴えてやる!』って考えて走った事ないなぁ。

そもそも、安全性が低いと感じたら走らなければ良いわけだし。

 

レースを始めた頃、『SPA直入だけは走るな。』と先輩から忠告されました。

エスケープゾーンは狭いし、ブラインドコーナーはあるし、病院はめちゃ遠い。

実際に、両足を骨折した選手やアゴが砕けたライダー達を見てきたので

今も先輩の言いつけを守っています。

 

岡山国際の現場は過去に死亡事故があり、

それを承知の上だったのではないでしょうか?

選択する為の情報は、事前に得られていたのではないでしょうか。

 

岡山の事故直後、地元のHSR九州でも死亡事故がありました。

サーキット仲間の間で事故の概要は周知され、各自、自分自身に置き換えて考えていました。

ヤバいか? ヤバくないのか?


それでも、みんな走るワケです。

ここまで来れば、もう自己責任です。

自分と同じ様な行為を行って死亡した事例があるにも関わらず、

『自分は違う』とか『俺は大丈夫!』とか思い込むのです。

サーキットライダーは、乗らない人よりも正常性バイアスが強いのかもしれません。

 

 

非日常的なスピードの世界は、とても魅力的で

一度体験してしまうと、その誘惑を断ち切るのは難しいです。

 サーキットの敷居が低くなり、魅力的な世界を気軽に体感出来ます。

でも、雪山登山に『覚悟』が必要なのと同じように

サーキット走行にも『覚悟』が求められると思います。

 



サーキット走行は、公道での暴走よりも安全です。

でも事故はゼロではありません。

それをゼロに近づけようとする遺族の願いが、

何かしらの形になる事を願っています。